2013/06/29

レコードをデジタル化する際の心得。



とっくに完了させていてもおかしく無いぐらいの月日が経っておりますが、今の今まで放置し続けてました。デジタル化するというのは簡単に言えばPCに録音するという事ですが、そう何度もやりたいものではないので、出来るだけハイクオリティーで録って一回で終わらせたいものなのであります。
ただ、今回作業していてまだまだ改善の余地がありそうだったので今後時間を見つけて財布と相談しながら進めていきたいと思うのですが、ひとまず今回使った機材や方法を紹介します。


使用機材

■ 針,カートリッジ

・PICKERING 150DJ : 既に廃盤ですが、パワーが圧倒的。
・Oltfon concorde Night club :  抜群の安定感+高音のウルサさをキレイにまとめてくれる。
・Oltfon concorde Pro S : 一番フラットなモデル。個性は無く出力もやや小さい。

若干痛んでいるとはいえ、聴いた感じの気持ち良さ基準で、今回はPICKERING 150DJでいきました。



■ ターンテーブル

 
・Vestax PDX-2000 : トルクの強さとストレートのアームが針を安定させる。
・Technics SL-1200 : 言わずと知れた定番のタンテ。

SL-1200のピッチが若干不安定だったのでVestax PDX-2000を使用。TRAKTORでプレイする事を考えるとビートの安定感は重要と判断。



■ フォノイコライザー

・NATIVE INSTRUMENTS  TRAKTOR AUDIO 10

コレ自体はオーディオインターフェイスなんですが、フォノアンプ内蔵なので使いました、ただしNI製品なだけあってかなりシャキッとした音になった印象があります。
レコードのデジタル化を試みる上でかなり重要な役割を果たすのがこのフォノアンプなんですが、単体で6万円超える商品とかもありますがそれ専用なだけあっていい音で録れるんでしょうね。
注意)DJミキサーは絶対通しちゃダメです。当然アンプが内蔵されてますので音にくせが付いてしまいます。


■ USBケーブル

・オヤイデ電気 d+ Class B
コレに関してはとりあえずなかんじですが、他の選択肢が付属品の細いケーブルしかなかったからという理由。


■ 録音ソフトウェア

・ Logic Pro 9
他にも録音専用で Sound Engine Free Audacity などのフリーソフトもあります。




接続図

ここで気をつけたいのは余計なノイズを乗せないようしっかりとアースを確保することです。ターンテーブルに付属のアースは先っぽにY時が付いてますが、長年使ってると表面が汚れたり酸化したりしていてしっかりネジで締めたつもりでも微妙なノイズが乗ります。なのでそんな時はバッサリちょん切ってしまってゴム皮を剥いて直接接続した方が効き目があります。
 





いざ録音

さてここからが本番なのですが、まずは録音するソフトウェア上で信号が来ているかの確認です。おそらくレベルがオーバーすることは無いと思いますが、レコードが劣化していて左右の音量バランスが違う場合あります。その場合後から補正することを考えればステレオ一本でRECするよりはモノラル2チャンでRECして後から左右にPANを振ってステレオに戻すという方法も有ります。ステレオ一本でRECする際にバランスが悪いからと言って、PANで強制的にバランスをとると凄く気持ち悪い事になってしまいますのでご注意を。

上の写真で言うと、左のチャンネルの超低域が少し足りません。中高域に関しては意図的にパンニングされているかもしれないので多少のバランスは気になりませんが、キックなどはセンターから聞こえないとほんと気持ち悪いですから気持ち足してあげたりすると良くなります。ただ、耳で聴いて問題なければ視覚的に問題があったとしても手を加える必要は無いかと思います、過ぎたるは猶及ばざるが如しですね◎


仕上げ

よく色んなサイトにノイズ除去をするように書いてありますが、クリック(プチッって音)ノイズならポイントポイントで対処出来ますが、曲中のヒスノイズ(サーって音)を消すのは無理です。頭とケツならもちろん出来ますが、このヒスノイズの周波数が5kHz付近にあるのでそこを削るとハイハットなどに影響が出て来ます。なのでアナログの旨味として置いておく事をお勧めします。
そしてマスタリングに関してですが、軽くリミッターをかけてある程度レベルを上げる事が出来たら、それ以上余計な事はしない方が良いです。元々マスタリングされた曲ですからね、それでもやってみたい方は専門書で勉強して頂いた方が良いです。2mixのマスタリングに関してはやりすぎるとホントえぐい事になるんでw



と言う訳で、レコードをデジタル化する際の心得。心得って程のもんじゃありませんが、少しでも参考になればと思い載せてみました。やっていくうちにまた新しい技術を習得出来ると思うのでその都度紹介したいと思います。



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